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-新湊曳山祭り-
放生津八幡宮の祭礼。各町内から曳山13本が町に出ます。
起源は1650年(慶安3)、17世紀には今日のような豪華なものになったといわれます。
夜は提灯山車になります-撮影:2000年10月1日
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放生津八幡宮祭礼は曳山まつりといい、地方名物の1つです。
10月1日、13本の曳山は典雅な曳山囃子を奏でながら荘重な軋みを響かせ、
神輿渡御に供奉して曳かれます。
昼は「花山」、夜は「提灯山」にして町中を練り廻る姿は 絢爛豪華。
曳山は、築山が素型といわれています。
創始の年代は不詳ですが、一番山の古新町は 慶安3年(1650年)の創設と伝えられており、
350年前から曳かれていたことが記録にあります。
曳山の出来は、放生津の宮大工連が中心になって「山体」を作り、
彫刻・塗箔・彫金にも当地の飾師や桧物師が精魂を傾け、
後には、高岡・井波・城端の技巧をも導入し、 年次を重ねて研美を競い完工しました。
こうした新湊の曳山は、郷土文化の総合作品としての 風格と伝統を守りながら
大切に維持継承されてきました。
曳山の囃子は、今日のものから原型を探ることは困難ですが、
元はお神楽囃子のようなものであるかと思われます。
なお、今の囃子の中に義太夫節・清元・常盤津などの 「賑ぎ囃子」が加味されているのは、
放生津の「芸人連」を中心に伝承された音曲が曳山囃子の形成に
大きな影響を与えたものと推測されます。
この13本が順列を連ね、狭い町角を急曲がりするときの勇壮さは格好の見物です。
引用:新湊市のホームページより
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